主人公 あらすじ


七色 ひかり

童顔で中学生に間違えられるが
実は20歳の成人女性。O型
あまり後先考えないで直感で行動する
素直。カエルが嫌い。

その幼い見た目からなかなか就職が決まらず
途方に暮れ、あまり強くもないお酒をがぶ飲みしてぶっ倒れる
そのまま店で寝てしまう。

やけになって入ったそのお店は
《KAIRA》というBARだった

目が覚めると既に朝になっていて
目の前には1人の男性

「あ、やっと起きた」
にこやかに笑うその青年はこの店のコックさんだった

どうやら昼はカフェ、夜はBARになっているらしい。

魁羅 馨。ここの家のものだという事もわかった。

あまりの恥ずかしさに、たじたじ…しても仕方が無いから

店を手伝った。

家事は、全くと言っていいほどやったことがなくてボロボロだったが

その一生懸命さに青年は
「君、ここで働けばいいのに」

職が見つからず途方に暮れていたひかりは、
その話にとっさに食いついた。

「姉さんに頼んであげる」
馨と一緒に、この家の長女であり、KAIRAの責任者、魁羅優茄の部屋に行った

返事はあっさりOK。
拍子抜けしていると

試用期間の2週間をまず設けられた。

これに耐えられたら、認めてあげてもいいと

ひかりは他にないチャンスだと思い、その話をのんだ

試用期間の2週間、住み込みで働く事になる

KAIRAの手伝いだけでなく、家の家事の手伝いもすることが条件だ。そう、いわゆるメイドさん的な位置につくわけだ。

掃除、洗濯なら昔少し手伝った事があるから……と甘く考えていると

ドサッと優茄から分厚いファイルを渡された。

「私達家族の名簿よ、目を通しておいてね」

家族?

ファイルを開くとひかりは仰天する

ファイルにはたくさんの人数の名前と写真がのっている

「え、いったい…何人いるんですか…」

「40人」

「うちね、40人兄弟がいるのよ」



ひかりは言葉を失った

そう、ひかりはほとんど家事の経験がない状態で、40人という大家族のメイドさんになったのだった。

馨とひかりが同じ年だということもわかった。
馨は驚いていたが、驚かれるのは慣れっこだ


馨がこの試用期間のひかりにいろいろ教えてくれる事になった。


ここから、ひかりの
メイドさん生活が始まるのである




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